食む

「はむ」と読みます。

山羊などの草食動物が草をモグモグと食べている状態をいいます。歯を持つ動物は食べる時に食物を噛んで細かくして、消化を助けます。

これは非常に大切な事で、恐竜が滅びた原因は虫歯であるという学説は有名ですよね。


ところが現代人も恐竜に近い状態にあるのです。

「噛む」事は、消化の手助けだけでなく、脳への刺激のひとつとなっているのですね。

その刺激が脳に対してどのように影響しているかについては省略しますが、動物が生きて行くためには必要な刺激のひとつである事は間違いありません。


ところが1950年頃(戦後ですね)の日本でも平均で一回の食事で噛む回数は750回位であったという統計があります。

これに対して現代の日本人の平均が300回に満たない回数になっているのです。半分以下になっていると言う事は異常に減っているように思えますが、皆さんはどう思われますか?

ダイエットの面で考えると、食事をゆっくりと、更に良く噛んで食べる事は歓迎するべき事です。

まず、ゆっくり食べることで、いわゆる満腹ホルモンの分泌が促されて、腹八分目を実践しやすい状態になります。

更に、よく噛んで食べる事は脳への刺激も含めて体に良い影響を及ぼすからです。わざわざ回数を数える必要はありませんが、食事や飲み会の席で、少しだけ意識するだけでも影響はあると思います。


「食む」事を実践して健康的なダイエットを実現しましょう








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